横須賀湯豆腐

横須賀湯豆腐

日本三大湯豆腐というのがあるらしいですねσ(^_^;)
酒場ライターの大御所、太田和彦氏が提唱しているそうです。そういえば日本三大モツ煮ってのもありましたねぇ。

伊勢の『一月家』、盛岡の『とらや』、そして横須賀の『ぎんじ』ですが、この『ぎんじ』の湯豆腐が横須賀湯豆腐と呼ばれています。もとは大正2年創業の老舗、今はなき『太田屋』発祥のメニューだったみたいですね。

昆布出汁で温めた豆腐に和芥子を効かせて、たっぷりの鰹節と葱で食べる湯豆腐なんだとか。師走に入って寒い夜にはピッタリのメニューじゃないですか、早速作っていきましょう♪

材料

絹ごし豆腐 1丁
青葱 2、3本
粉芥子 大さじ1
鰹節 大さじ1×2
醤油 大さじ2
昆布 15cm

芥子は必ず粉の和芥子を使いましょうね〜、絡みも香りも段違いです。もともと辛味は揮発成分なんで時間と共に抜けていきます。チューブの辛子は風味を似せてあるだけで全くの別物みたいですよ〜。

まず、水1リットルに昆布を入れて昆布出汁を引きます。この出汁で豆腐を煮ますよ〜♪

出汁醤油を作ります、醤油に鰹節大さじ1を入れて30分〜一晩漬け込みます。

和芥子を練りますよ〜、今回は水っぽく仕上げるので粉芥子と同量のぬるま湯で溶きます。40度前後が一番辛味成分を引き出せる温度なんだとかσ(^_^;)

出汁醤油はすぐ使える様に鰹節を絞っておきましょう。

先程の昆布出汁に豆腐を入れて弱火で火を入れます。冷たい出汁に豆腐を入れて、15分位かけて沸騰させない程度までゆっくり温めましょうね〜。

豆腐が温まったら皿にすくって、上面に芥子を塗って下さい。目安は豆腐一丁に小さじ1程度……お好みで構いませんが、練りたての芥子は結構効くので、やや控えめにσ(^_^;)

青葱と鰹節をあしらって完成です♪

だし醤油をかけ回して食べましょう。一度食べるとクセになる事請け合い、何で今まで気付かなかったんだろ………めちゃめちゃマッチしてます♪

きっと出汁醤油と芥子が余るんで、もう一品、セリの芥子和え。セリを1把と油揚げを一枚用意して下さいね〜。

油揚げは両面炙って1cm巾位に切っておきます。

セリは4等分に切り揃えて軽く湯通ししておきます。根っこが美味しいんですが、スーパーで買うと切られちゃってるの多いんですよね……

出汁醤油大さじ1に芥子を小さじ1/3位溶いておきましょう。 

油揚げに芥子醤油をまぶしてから、水気を絞ったセリを和えれば完成……簡単でしょσ(^_^;)

芥子の爽やかな辛さと香りでお酒もバンバン進むはずです♪

もともと和がらし好きの私……鰹の刺身も芥子醤油だし、ソース焼きそばにも和芥子たっぷり使うと良いツマミになるんですよね〜σ(^_^;)

それでは皆様、良い晩酌を〜\(^o^)/