雷豆腐

雷豆腐

江戸時代の書物に豆腐百珍なんて物があります。その名の通り豆腐料理のバリエーションを百通り載せた、日本の料理本のはしりです。
家庭でよく料理される尋常品から、一般的な通品、見た目も美しく風味が優れた佳品、一風変わった調理法の奇品、奇品にまさる妙品、妙品より更に優れ、ひたすら豆腐の持ち味を追求した絶品、と6段階に分けて豆腐料理を追求してます。

百珍再現して作るのは流石に厳しそうですが、ツマミになりそうな物をぼちぼち作ってみようかと……σ(^_^;)とりあえずは尋常品から雷豆腐を作ってみますね〜。

材料

木綿豆腐 一丁
長ネギ 1/2本
大根 1/6本
生姜 一片
胡麻油 大さじ2
醤油 大さじ1

豆腐はよく水気を切って手で崩します。

大根はおろして下さい、長ネギは半分を白髪葱にして水にさらし残りは刻みましょう。生姜は針生姜にしておいて下さいね〜。

フライパンで胡麻油を煙出る位まで目一杯熱してから豆腐を投入します。この時の音がゴロゴロと聞こえるんで雷豆腐と呼ばれるらしいですσ(^_^;)

ざっと炒めたら大根おろしと刻み葱を入れて更に炒めます。

水分が半分くらい飛んだら醤油で味付けして下さいね〜。

このまま水分が無くなるまでしっかり炒めます。仕上げに鍋肌からごま油と醤油(分量外)を垂らしてもうひと炒めして完成です。

皿に盛って白髪葱と針生姜を飾って下さいね〜。お好みで山椒かけて食べましょう。

最近のマイブームはこの山椒♪ミル付なので、いつでも挽きたての香りが楽しめちゃいます。

料理次第で色んな顔を見せてくれる豆腐、酒肴には欠かせない一品ですね〜。それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/