日本酒の日 〜冷やおろしと秋上がり〜
昭和39年まで日本酒の酒造年度の始まりは10月1日だったそうです。酒造りの正月みたいなもんですね〜……サラリーマン的には4月1日かなσ(^_^;)
そんな訳があってか10月1日は日本酒の日なんだそうです。『今日は日本酒の日だから〜♪』なんて大手を振って飲みたいトコですが、『いつもじゃん( ̄O ̄;)』なんて呆れられるのがオチですかね〜(笑)そんな事もあって我が家では日本酒の日を冷やおろし解禁日にしてます♪。
この時期は冷やおろしの他にも秋上がりなんて書かれた酒が出回ってますが、人に聞かれて説明しようとするとしどろもどろになりません?一度しっかり調べてカッコ良くウンチクを語りたいもんです。
※ 冷やおろし・・・・通常日本酒は二度火入れをしますが、一度目の火入れした後一夏熟成させて、二度目の火入れをしない(生詰)で出荷する事
※ 秋上がり・・・・寒造りした酒を貯蔵して夏を越し、酒の熟成が進んで新酒の荒らさが消えて旨味が増した酒。もちろんしっかり造り込まれたお酒じゃないと熟成なんて芸当は出来ないんで、秋下がりなんて言葉もあります。
簡単に言うと、冷やおろしは酒の造り方で、秋上がりは酒の質という事になるみたいですね。
もっとも最近は単にひと夏熟成させた酒を冷やおろし、秋上がりと呼んでる事が多いんで細かい事は言いっこなし。秋の夜長に旨い燗酒と旬の肴で晩酌なんてたまりませんね~♪
我が家は神奈川県川西屋酒造の銘酒、丹沢山麗峰の秋限定酒【秋麗(あきうらら)】で晩酌スタートです。火入れは2回してるので冷やおろしではないですが、熟成させる前提で造られた純米酒はまさに秋上がり。
酒は純米燗なら尚良し、今夜も良い晩酌を♪