鯵の干物飯
小説や漫画をネタに晩酌するなんてのもなかなか楽しいですよね〜♪
僕も鬼平犯科帖、剣客商売、藤枝梅安などの池波作品はもとより、高田郁、北森鴻、漫画では酒のほそ道等のラズウェル細木作品などはずいぶんパクって……いやいや参考にさせて頂いております(笑)
そんな中でも最近バイブスが合うのがラーメン発見伝で有名な河合単先生の『銀平飯科帳』です。江戸の食文化と現代の居酒屋の融合がテーマで、まさに僕のライフワークとぴったり♪
今回はそんな中から鯵の干物の炊き込みご飯を自己流アレンジしてみました。材料は鯵の干物二枚と米2.5合と青ネギと調味料だけですσ(^_^;)
まずは鯵を焼き網で焼いちゃいます、干物なんで、すぐ火は通るんで見た目で美味そうな加減まで焼いときましょう。
米2.5合、出汁430cc、醤油小さじ2、酒小さじ2を土鍋へ入れ、粗挽きの黒胡椒を振ります。胡椒の歴史は意外と古く平安時代からあるそうで、江戸の頃は胡椒飯なんて物もあったそうです……漫画の受け売りですが…(笑)
焼き上がった鯵を乗せて炊いていきましょう。我が家は伊賀焼きの『かまどさん』使ってるんで、簡単に竃炊き風の飯が炊けます♪強火で12分位火にかけて蒸気が勢い良く出て二分したら火を止め蒸らすだけです。
日本製(伊賀焼)長谷園かまどさん2合炊き テレビで紹介されました。
火加減要らずの強い味方です。普通に炊飯器でも充分美味しく炊けますよ〜。
20分蒸らしたら鯵を取り出して、骨を丁寧に取り除きます。尻尾の方の皮に硬いぜいごがついてるんで、忘れず取り除きましょう。
ほぐした身と刻んだネギを混ぜ込んで更に10分位蒸らして完成です♪胡椒飯のテイストも入ってなかなか乙な一品になりました。
鯵の身をちびちびツマミながら酒飲むもの良し、茶碗酒煽って飯を掻っ込むのも良し。最近は飯でも酒が飲める様になって来た様ですσ(^_^;)
漫画では締めにカレーかけてましたが、我が家では出汁茶漬けにしてみました。出汁200cc、薄口醤油小さじ1.5、酒小さじ2、塩ひとつまみを沸かしてかけるだけ、簡単です♪
たまにはこんな江戸飯晩酌も良いんではないでしょうか。それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/