シュラハトプラット
- 2019.03.19
- レシピ
シュラハトプラット……映画のタイトルみたいな名前ですが、ザワークラウトと肉と野菜を蒸し煮にしたドイツの郷土料理なんだそうです。
ザワークラウトは、刻んだキャベツを香辛料と一緒に塩漬けして乳酸発酵させた物なんで自家製も簡単みたいですが、今回は市販の物を買って来ましたσ(^_^;)
材料
豚肩ロース 300g
豚バラブロック 300g
ザワークラウト 400g
メークイーン 5個
人参 1本
玉ねぎ 1個
ソーセージ 10本
白ワイン 50cc
ローリエ 2枚
クローブ ホールで2,3個
粗塩 大さじ1
胡椒 少々
オリーブオイル 小さじ2
ジン 小さじ2
粗挽きマスタード 適量
豚肉の表面の水分と汚れをキッチンペーパーで拭き取って、粗塩を大さじ1位擦り込みます。
そのままラップで巻いて冷蔵庫で一晩寝かせましょうね〜。
翌日出てきた水分を拭き取ってから軽く粗塩を振って、ラップで包んでからまた冷蔵庫で寝かせます。パンチェッタを作る要領ですかね〜、水分が出たら時々拭き取って、このまま5日〜7日位寝かせましょう。
2、3日でも大丈夫ですが、しっかり寝かせると旨味も増して旨くなりますよ〜♪色にも深みが出て、見るからに美味そうですね。
食べ応えある3cm角位に切り分けておきます。火を通すと少し小さくなるので、食べたいサイズより大きめにカットして下さいね〜。
鍋に2リットル位の水を張り、肉を入れたら極弱火でゆっくり加熱しましょう。沸騰しない程度の火加減でこのまま3時間ほど煮込んで下さい。
煮込み終えたら自然に冷まして、肉を一度取り出します。煮汁は後で使うので、アクと固まった脂をキッチンペーパーで濾しておいて下さいね〜。
今回の隠れた主役ザワークラウト、ザルにあけて水分を切っておきましょう。酸味苦手な人は軽く水ですすいでも良いですが、風味は落ちるので、なるべくそのまま使った方がオススメです。
フライパンにオリーブオイルを入れ、切り分けた玉ねぎと人参を炒めます。
軽く炒めたらザワークラウトを入れて更に炒めます、全体的にしんなりしたら
鍋に入れて、肉、茹で汁、ローレル、クローブ、白ワイン、粗塩を加えて煮込みます。
味付けは塩漬け肉とザワークラウトの塩分だけなので、味見して好みの加減まで塩を足して下さい。
煮込みながらジャガイモを用意しておきましょう。皮ごと水から茹でて沸騰してから20分〜30分、楊枝がスッと刺さる程度で上げて、皮を剥きましょう。
包丁で皮剥きして茹でるより、芋の滋味も残るし煮崩れもし難いので、手間かかりますが別茹でにしてますσ(^_^;)
1時間程煮込んだ所へ、ソーセージとジャガイモを加え塩胡椒で味を整え、更に30分煮込めば完成ですが、まだ少しクセが強いので、一度冷まして馴染ませた方がオススメです。
仕上げにジンを振りかけて一煮立ちさせると、グッと大人なテイストに仕上がります。お好みでどうぞ〜♪
再び温めてから器に盛り付けて完成です。薬味にたっぷりの粗挽きマスタードを添えましょう。マスタードと一緒に食べると抜群に旨いです♪
さすがドイツ料理、ビールとのマッチングは最強、酸味と塩味が絶妙な一品ですね。煮込むほどマイルドな味わいになるので、食べるタイミングはお好みで。
それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/