芝海老のおぼろと塩茹で

芝海老のおぼろと塩茹で

ぼちぼち芝海老のシーズン、旬は11月から3月なんでちょうど旨くなって来た頃です。もともと江戸前、ちょうど港区芝辺りで沢山獲れたんで芝海老なんだそうです。

さすがに今は東京湾での水揚げはほとんど無く、有明海や三河湾が主な産地ですが養殖はされて無いんで生は国産の天然物、昔と変わらぬ味を愉しむ事が出来ますね〜。

天ぷら、唐揚げ、塩焼き、塩茹でと食べ方色々ですが、今宵は芝海老のおぼろと塩茹でにしてみましょう♪

材料(おぼろの分だけです)

芝海老 300g(剥き身で150g位)
砂糖 小さじ1.5
塩 小さじ1/3
味醂 小さじ1

まずヒゲをむしります、根元持って引っ張れば簡単に抜けます。

次に背ワタを取ります、殻の隙間に爪楊枝を刺して上に引っ張り上げれば出てきますよ〜。

背ワタ出てきたら残りは指で引き抜きます。尻尾の先の尖った三角を取れば下準備完了です。

鍋にたっぷり湯を沸かして塩を入れます(分量外)海老を投入して1分程火を通してザルにあけましょう。

器に盛って完成です。味噌も入ってるんで残さずいただきましょう♪

殻剥いて食べるとほのかな甘みと海老の香りが広がりますよ〜♪

次はいよいよおぼろ作りです。まずは海老の殻を全部剥いちゃいましょう。剝き身だけ使うんで、下処理は背ワタ取るだけで大丈夫です。

砂糖、味醂、塩を加え、すり鉢でよく潰してから擂っていきましょう。水分少ないんで少しやりにくいですが、ここで手を抜くと仕上がりが粗くなるんで丁寧に。

面倒だったらフードプロセッサーでも大丈夫ですが、擂鉢であたった方が綺麗に仕上がりますよ〜。

ここから仕上げに取り掛かりますよ〜。フライパンにすり身を投入して、極弱火でゆっくり加熱します。菜箸を二組持ってほぐす様に乾煎りします。少しづつほぐれるんで、焦らずゆっくりと作業しましょう。

だんだんそれっぽくなって来ましたね〜、すぐに食べちゃうならこの位でも大丈夫ですが、保存の事も考えてもう少し旨味を凝縮させちゃいましょうね〜。

だいたいこんな感じで完成です。白米にふりかけても、ちらし寿司に乗せても、握り寿司に挟んでもオッケーです♪

ほのかな甘みと海老の香りがたまりませんね〜。湿気ない様にキッチンペーパーで包みラップして、冷蔵庫で5日位保存出来ます。冷凍しても大丈夫ですよ〜。

それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/