ギバサ

ギバサ

ギバサ、秋田の郷土食ですが、正式にはアカモクという比較的日本全国に分布する海藻です。新潟では長藻、山形では銀葉藻と呼ばれて食べられているそうです。

この海藻の持ち味は何と言っても強烈な粘り気、メカブや他の海藻とは比較にならない納豆クラスの粘り気が魅力です♪あまり海藻肴に晩酌する事も無いんですが、これだけは別格ですよ〜♪

まずはさっと水洗いしてゴミが混じっていたら取り除きましょう。この時点ではあまり食欲をそそらない見てくれですね……σ(^_^;)

大鍋に一杯お湯を沸かして、沸騰したところにギバサを投入しましょう。鮮やかな緑色に変色したら手早くザルにあけて下さい。

火が通り過ぎないうちに冷水にとって冷まします。粗熱が取れたらザルにあけてザックリ水切りしましょう。

水気を切ったら、まな板に広げてゴミを取り除いて下さいね〜。赤く茹で上がった小さなカニやエビがいますが、シラスの宝探しと同様に気分次第でどうぞ。

ゴミを取り除いたら出刃包丁で刻みます、だんだん粘り気強くなるんで出刃で叩いて細かく刻みましょうね〜。

おろし生姜を添えて完成です、ポン酢か醤油をかけていただきましょう♪

最近お気に入り、小豆島のヤマロク醤油。次の100年を見据えて木桶から手作りして、本物の醤油造りにこだわる姿をテレビで観て感銘受けてます。

醤油で味付けしたギバサを乗せてギバサ丼なんてのもアリですね〜♪

すりおろした山芋と合わせて麺つゆで味付けした物も絶品、個人的にはこっちがオススメです♪

冷凍保存も可能なんで、我が家ではまとめて作って小分けにして冷凍してます。

カロリーやらヘルシーやらを酒の肴に持ち込むのは嫌いなんですが、これなら気兼ねなく食べちゃえますね〜♪それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/