イワシの梅煮

イワシの梅煮

俗に梅雨鰯と呼ばれる様に、イワシは梅雨の頃から脂が乗り始めて、旬は初夏〜秋とされています。ただ回遊魚なんで産地によってバラツキもあり、北陸では少し早く、晩冬〜春には脂の乗った真鰯が食べられれるそうです。

もちろん刺身でも焼いても旨いんですが、今宵は時間かけてじっくり煮込んでみましょうかね〜。そんな訳でイワシの梅煮です。

材料

イワシ 5匹
梅干し 大3個
昆布出汁 1L
醤油 100cc
酒 100cc
砂糖 大さじ6
味醂 大さじ1

鱗を取った鰯の頭と尻尾を出刃で落として、腹も写真の様に切っちゃいましょう。腹開くより簡単だし仕上がりも綺麗になります。内臓を取り出してしばらく酒水に浸けて血抜きして下さいね〜。

水気を切ってから、酢(分量外)をまわしかけて10分位置いておきます。こうすると皮が破けにくくなって、残った血も抜けて臭みも取れますよ〜。心なしか魚体も垢抜けて綺麗になってる様な気がしません?

梅干は、今どきの甘い梅ではなく、塩っ辛い昔ながらの梅干を使いましょう。皮を破って梅のエキスが出易くしておきます。

あとは味醂以外の材料を全て鍋に入れて、極弱火でコトコト、コトコト煮込むだけです。臭み消しに生姜を入れても良いんですが、今日は梅干の風味を活かそうかとσ(^_^;)

ちょっと煮込むと脂が出てきます、美味そうですね〜。このままフタをして最低5時間、出来れば7時間煮込みましょう。我が家では時間そんなにないんで2、3日に分けて煮込んでますσ(^_^;)

仕込み中は煮汁の香りで晩酌しましょうかね〜(笑)

煮汁もだいぶ煮詰まってきました、ここからは仕上げにかかりましょう。

大さじ1の味醂を加えて煮詰めていきます。こうすると照りが出て見た目も良いですよ〜♪汁を回しかけながら弱火でじっくり、ここだけは目を離さず頃合いを見計らって下さいね〜。このまま火を止めて冷ませば完成です。

器に盛り付けて、自家製ガリを添えてみました。なんとなくお店っぽくなりますね♪もちろん骨までホロホロ、ちょっと濃い目に炊いたんで酒のアテにはバッチリです。

お酒は純米酒、もちろん熱燗が合いますよね。それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/