山わさびクリームとローストビーフ風ステーキ
- 2019.06.08
- レシピ
ホースラディッシュ、東ヨーロッパが原産とされるアブラナ科の植物で、日本のワサビと同じように鼻にツンとくる辛味があります。西洋料理の世界では「レフォール」と呼び、ローストビーフには欠かせない薬味として知られていますね。流通の際には「山ワサビ」とも呼ばれ、国産はほとんどが北海道産みたいですね〜♪
栽培が容易な事もあり、実は市販の粉ワサビや練りワサビのほとんどが山わさびから作られています、意外と馴染み深い食材なんですね〜。
今宵はそんな山ワサビのソースでさっぱりと食べられる肉料理を作ってみましょう♪
材料
- 牛モモ肉 300g
- ホースラディッシュ 30g
- サワークリーム 90g
- レモン汁 小さじ2
- パセリ 一房
- 粗塩 小さじ1/4
- マヨネーズ 小さじ1
- 飾り野菜 適量
まずは肉の下拵えからやりましょう。今回は家庭向けの真空低温調理で肉を仕上げますよ〜。真空低温調理と言っても、ジップロックと温度計があればできる簡易版です。
ちょっと時間かかりますが、驚くほど柔らかくジューシーに仕上がるんで、オススメです。
まずは肉の血や汚れをキッチンペーパーで拭き取ってから、袋に入れます。袋は密封できるものなら何でも大丈夫です。
水の中に沈めて空気を絞り出して、真空っぽくしましょう。ストローで空気を吸い出しても良いです。
直接熱が当たらない様にキッチンペーパーで袋を包んで水の入った鍋に入れます。極弱火でじっくりと温度を上げていきましょう。
なるべくゆっくり加熱したいので、火は一番弱くして下さいね〜。
60度位まで温度を上げたら肉の上下を返して、約30分置いておきましょう。
寝かせた肉はこんな感じです。袋に汁が溜まってますが、これは肉のアクと余分な水分みたいなんで、気にせず捨てちゃって下さい。
肉を取り出したら汚れや水分をキッチンペーパーで拭いて、塩胡椒(分量外)を振って30分程寝かせましょう。
肉に下味がついたら表面を焼いていきますよ〜。熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、やや強火で一気に表面を炙ります。全面満遍なく焼いて下さいね〜。
体温調理で中まで火は通ってるので、表面に焼き色がついたらオッケーです。このまま皿に取って休ませましょう。
肉を休ませてる間にソースを作りますよ〜。ホースラディッシュは皮を剥いて、おろし金で細かくすりおろして下さい。30gで大体大さじ2杯分位になりますかね〜。
すりおろしたホースラディッシュにサワークリーム、レモン汁、刻みパセリ、マヨネーズ、塩を加えてよく混ぜ合わせて下さい。
よく混ぜ合わせたら少し置いて馴染ませておきましょう。
肉が充分冷めたら3mm位に切り分けます。肉汁たっぷりでしっとりしてますね〜、低温調理の賜物です♪
適当な野菜と一緒に盛り付けて、ソースを添えれば完成です。
夏向けのさっぱりした味わい、モモ肉でも良いですが、もう少し脂の乗った肉にも合いそうですね〜。
今宵は麦焼酎の濃い目の水割りに合わせてみます♪それでは皆様、良い晩酌を〜\(^o^)/