塩ブリ大根 〜江戸の小鍋立て〜
ブリの美味い季節になりました♪
古くから年取り魚として伝統行事に使われ、日本人の生活に深く浸透している魚ですね。成長に従って呼び名を変える出世魚でワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと呼び名が変化します。
「鰤」の漢字は、師走に脂が乗り旨くなることに由来してるそうなんで、まさに今が旬ですね〜。
塩焼き、照り焼き、刺身、ぶり大根、ブリしゃぶと食べ方色々ですが、今宵は塩味のブリ大根にしてみました。本当は保存食の塩ブリ用のレシピなんですが、切り身で作ってみますね〜♪
材料
ブリ切り身 2切
大根 1/2本
長ネギ 1/2本
昆布 15cm
純米酒 200cc
水 300cc
薄口醤油 小さじ1
大根は皮を厚めに剥いて2cm厚に切ります。面取りと隠し包丁を入れておきましょう。
米の研ぎ汁を沸かした所に大根を入れ五分ほど煮込みます。
大根が透き通ってきたら湯を捨て大根を水洗いします。そのまま水に浸けてゆっくり冷ましましょう、こうすると大根臭さが抜けて上品な味になります。途中で水替えながら2時間以上は放置しましょうね〜。
ブリの切り身は汚れとウロコを洗い流して水気を切ってから一枚あたり大さじ1程度の塩を振って1時間置きます。
土鍋に水、純米酒、昆布を入れて1時間位置いておきます。
1時間置いたブリは塩を洗い流して水気を切っておきましょうね〜。
鍋に大根を入れ火を点けます、煮立つ前に昆布は取り出して下さいね〜。
沸騰したら長ネギは斜め切り、ブリはブツ切りにして鍋に入れましょう。薄口醤油を加えて、そのまま弱火で15分ほど煮込みます。酒のアルコール分をしっかり飛ばして下さいね〜。
ブリから出る塩っ気でだいたい味付け出来てますが、味見して調整して下さい。火を止めて五分位蒸らせば完成です。
小皿に取り分けて七味を振りながら食べましょう。日本酒で作ったスープはコクがあってなかなかですよ〜。
締めは雑炊ですが、シンプルなスープなんで具や玉子は入れない方が美味いです。今宵は蕎麦飯を炊いてみました。
水洗いしてヌメリを取ってから鍋に入れて、弱火で火を通しましょう。
長ネギ散らして七味振って食べましょう。鰤の旨味を丸ごと味わえる鍋ですね〜。
それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/