イカの肝鍋 〜小鍋立て晩酌〜

イカの肝鍋 〜小鍋立て晩酌〜

寒くなってスルメイカの肝に脂がのって来ましたね〜♪丸々太ったスルメの肝を見ると、塩辛作りたくなるトコなんですが、「今日食べた〜い」って時はホイルに包んで焼くか、肝鍋がオススメです。

材料

スルメイカ 2杯
木綿豆腐 1丁
ゴボウ 1本
青ネギ 1把
ニンニク 一片
味噌 小さじ4
出汁 400cc
酒 50cc
薄口醤油 小さじ2
味醂 小さじ2
山椒 適量
七味 適量

イカの裏側に2箇所繋がってる部分を外して、表側の骨の部分を押さえながら肝を破らない様に引き抜きます。

バラすとこんな感じです、肝を付け根で切り離しておきましょう。

肝の裏側の墨袋を破かない様に剥がします。一緒に周りのゴミも取り除きます。

肝には粗塩(分量外)を振って30分位締めておきます。

先に下足の処理しちゃいますね〜。長い足二本は実は生殖器であまり食べません、短い足の先で切り揃えましょうね。

胴体の裏側を切り開くと口が出てくるんで取り除きます、ここは茶色い殻取り除いて醤油つけて焼けば良いツマミになりますよ〜。

目を取り除いて軟骨部分を切り離します。

エンペラの裏の繋がってる部分に親指をねじ込んで外します、そのままエンペラを下に向かって引くと外れます。

エンペラは上下を切り揃えときましょう。

身は背骨の部分に沿って切り開いて上下を切り揃えます。この時身の内側に寄生虫が付いてる事があるので、キッチンペーパーで汚れと一緒にしっかり取り除きます。

ちょっとビジュアル的にアレなんで写真は載せませんが、イカの身より白くて小さいゴミの様に見えるので、すぐ見つけられると思います。

自信の無い方は一度冷凍してしまえば安心です、イカは冷凍してもそんなに味は落ちないんで大丈夫ですよ〜。

イカの皮は上の端をキッチンペーパーで摘んで、下に向かって引っ張れば簡単に剥けます。

肝を洗ってから切り開いて、中身を土鍋に入れます。みじん切りのニンニク、味噌を加えてよく混ぜてから弱火で軽く炒めます。

肝がグツグツしてきたら出汁、酒、薄口醤油、味醂を加えます。

ささがきしてアク抜きしたゴボウを加え更に煮込みます。

豆腐を加えて弱火にしてコトコト10分位煮込みます、イカの口や軟骨は先に入れて出汁を取っときましょうかね。

その間にイカとネギを切っておきましょう。イカの身はしゃぶしゃぶ風で食べるんで、なるべく薄めに切り付けます。

肝の脂が出て良い感じですね〜、臭み消しに山椒を少々加えます。

小皿に具を取り分け、しゃぶしゃぶしたネギとイカの身を盛り付けて完成です。お好みで七味をかけて食べましょう。

酒はもちろん日本酒、冷やで茶碗酒なんか最高ですね〜♪