年別:2017年

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牡蠣のみぞれ鍋〜江戸の小鍋立て〜

牡蠣の季節がやってまいりました♪生牡蠣、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、どれも大好きですが今日買って来たのは殻付きではなく、加熱用の剥き牡蠣。 スーパーとかでも加熱用と生食用と分けて売ってますが、若い頃は加熱用は鮮度悪いのかな〜なんて随分な勘違いをしてたもんです。 生食用は①一定の水質を満たした海域から出荷される牡蠣と②牡蠣の腸内の雑菌や汚れを取り除く為に滅菌された水槽で2、3日断食させた牡蠣と二種類あるそう […]

豆腐の淡雪鍋〜江戸の小鍋立て〜

蕎麦屋の古い種物に淡雪蕎麦ってのがあります。かけ蕎麦の上に調理した山芋や卵白を乗せて、雪に見立てた何とも風流な蕎麦です。 雪の季節にはちょっと早いですが、湯豆腐の旨い季節になってきたので、今宵は湯豆腐バージョンで淡雪鍋♪山芋ではなく大根おろしを使うんで豆腐との相性も抜群、見た目も味も粋な一品です♪ 材料 木綿豆腐 一丁 長ネギ 一本 大根 一本 卵 2個(卵白のみ) 出汁 600cc 薄口醤油 大 […]

鶏肉とセリの鍋〜江戸の小鍋立て〜

ぼちぼちセリの出回る季節になりましたね〜。ここ数年セリを使った料理を作る頻度が急に増えました。独特の香りが酒に合うもんで、我が家の肴にはちょいちょい登場します。 セリの生産量日本一の宮城の郷土料理にセリ鍋というのがあるんですが、ちょっとアレンジしてゴボウ、舞茸を加えて野趣溢れる鍋にしてみました。 本当は鴨で作った方が断然香りが引き立ちますが、なかなかその辺では売って無いんで、鶏もも肉でσ(^_^; […]

鶏団子のみぞれ鍋〜江戸の小鍋立て〜

季節外れの台風が来るし、気温も真冬並みで2週間雨続き……ただでさえ雨の日は無能なわたくし……せっかくの休日ですが、独り鍋で昼酒ですσ(^_^;) 台風を見ながら昼酒ってのも風流じゃないんで、鍋くらいは雪見にしてみましょうかね〜。って事で、鶏団子のみぞれ鍋、おろし蓮根練り込むのがポイントです。 さて、お昼も直径20cmの小宇宙、小鍋立て昼酒を愉しみましょう♪ 材料(2人前) 鶏団子 鶏挽肉 300g […]

白味噌仕立ての湯豆腐〜江戸の小鍋立て〜

寒い夜は湯豆腐に限りますね〜。子供の頃は晩飯が湯豆腐とか聞くとがっかりでしたが、40歳越えたあたりから妙に恋しくなるんですよね〜σ(^_^;) 鬼平犯科帳に湯豆腐好きの仕掛人が出てくる話がありましたが、そう毎日湯豆腐って訳にもいかないんで、ちょいちょいアレンジしてます。 今夜は白味噌仕立てにしてみましょうかね、焼いた長ネギがアクセントの一品。さあ今宵も直径20cmの小宇宙、小鍋立て晩酌開始です♪ […]

鮭と大根の鍋〜江戸の小鍋立て〜

江戸の小鍋立てシリーズとか謳ってますが、現代風にアレンジした物も載せていきますね〜。 看板に偽りありとか言われそうですが、あくまでおっさんの晩酌絵日記なんで平にご容赦を〜σ(^_^;) 鮭を使った鍋っていうと、まず出て来るのが石狩鍋、ただ酒の肴には微妙なトコですよね〜。そこであくまで酒のアテになる鮭の鍋を作ってみました♪ さあ今宵も直径20cmの小宇宙の小鍋立て晩酌を愉しみましょう♪ 材料 甘塩鮭 […]

アサリと大根の小鍋立て〜江戸の小鍋立て〜

江戸の小鍋立て、今夜の晩酌は『仕掛人 藤枝梅安』より、アサリと大根の小鍋立てにしてみました♪ 梅安は、鍋へ薄味の出汁を張って焜炉にかけこれを膳の傍へ運んだ。 大皿へ、大根を千六本に刻んだものが山盛りになってい、浅利の剥き身もたっぷりと用意してある。 出汁が煮え立った鍋の中へ、梅安は手づかみで大根を入れ、浅利を入れた。 千切りの大根は、すぐに煮える。 煮えるそばからこれを小鉢に取り、粉山椒を振りかけ […]

酒盗湯豆腐〜江戸の小鍋立て〜

すっかり肌寒くなってきました、鍋の恋しくなる季節ですね〜。大勢で囲む鍋も美味いですが、たまには独り小粋に小鍋立てなんていかがでしょう?直径20cmの小宇宙、今夜は『鰹の酒盗湯豆腐』です♪ 鰹塩辛酒盗 160g 我が家はこの酒盗がお気に入り、毎年西伊豆へ旅行行った時にまとめ買いしてますσ(^_^;)ここの塩辛一升瓶サイズまで売ってるんですよね〜。一升4,500円位なんでお買い得ですよ〜(笑) こうい […]

藪蕎麦御三家〜池の端藪〜閉店

薮御三家の三軒目は『池の端藪蕎麦』……と言っても2015年から店主の病気療養のため休業を経て閉店してしまいました……… こちらは並木藪の初代の三男が暖簾分けで出した店なんだとか……神田藪からしたら孫店みたいなもんですかね。そのためか、そばつゆは濃いめで並木藪寄りの辛いつゆでした。 蕎麦は盆ざるひっくり返した上に乗ってて、独特の趣きがありましたね。品があるのに庶民的なお店で、隅の席で夕方から燗酒飲ん […]

藪蕎麦御三家〜神田藪〜

‎藪蕎麦御三家巡りの二軒目は『神田藪蕎麦』♪ 藪の屋号は、もともと江戸の頃に団子坂にあった蔦屋が竹藪の中にあるから藪蕎麦って俗称で呼ばれたのが始まりだそうで、その蔦屋の神田の支店を堀田七兵衛さんが譲り受けたのが神田藪の始まりなんだとか… その後蔦屋は相場でしくじって店をたたみ、暖簾は七兵衛さんが引き継いだんで、今日の藪蕎麦の本家は神田藪という事になるそうです。 以前の建物は1923年築の数寄屋造り […]

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