タグ:江戸の小鍋立て

1/2ページ

ねぎま鍋 〜江戸の小鍋立て〜

ねぎまと聞くと思い浮かぶのは現代では焼き鳥か昔マガジンで連載してた漫画ですが、江戸の頃では『ねぎま鍋』になりますσ(^_^;)葱マグロの略でネギマ、江戸時代鮪は下魚とされ、特に脂の乗ったトロの部分は捨てられてたそうです。 そんなマグロを、甘辛く味付けした汁に贅沢に入れて出汁をとり、旨味をネギに吸わせて食べる鍋、根深な江戸の葱を美味しく食べる知恵でもあるみたいですね〜♪ 江戸時代ではタダ同然のトロで […]

花巻豆腐 〜江戸の小鍋立て〜

‏蕎麦屋の種物に花巻蕎麦ってのがあります。もみ海苔を散らしたかけそばの雅称で、由来は材料の浅草海苔が「磯の花」に例えられていたので花を撒き散らす〜花巻になったそうです。江戸中期から親しまれてるみたいなんで、結構な歴史のあるメニューですねぇ。 炙った海苔が汁に渾然一体となって溶け込んだ何とも言えない味と磯の香りが魅力の粋な逸品です♪今回は湯豆腐にアレンジして花巻豆腐と洒落てみましたσ(^_^;) そ […]

蕪豆腐 〜江戸の小鍋立て〜

蕪の美味しい季節になりました、蕪の旬は春と秋の二回あって、春は柔らかく、秋は甘みがあるのが特徴だそうです。 トロトロ食感の煮物、独特の歯触りの漬物、甘味を活かしたスープ、蕪蒸し等料理のレパートリーも豊富で今の季節には欠かせませんね〜。 今夜はそんな秋の蕪を満喫できる小鍋立てにしてみました♪淡雪鍋ではなく、蕪の甘みを活かした味噌仕立てなんていかがですか。 それでは今宵も、直径20cmの小宇宙、小鍋立 […]

牡蠣のみぞれ鍋〜江戸の小鍋立て〜

牡蠣の季節がやってまいりました♪生牡蠣、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、どれも大好きですが今日買って来たのは殻付きではなく、加熱用の剥き牡蠣。 スーパーとかでも加熱用と生食用と分けて売ってますが、若い頃は加熱用は鮮度悪いのかな〜なんて随分な勘違いをしてたもんです。 生食用は①一定の水質を満たした海域から出荷される牡蠣と②牡蠣の腸内の雑菌や汚れを取り除く為に滅菌された水槽で2、3日断食させた牡蠣と二種類あるそう […]

豆腐の淡雪鍋〜江戸の小鍋立て〜

蕎麦屋の古い種物に淡雪蕎麦ってのがあります。かけ蕎麦の上に調理した山芋や卵白を乗せて、雪に見立てた何とも風流な蕎麦です。 雪の季節にはちょっと早いですが、湯豆腐の旨い季節になってきたので、今宵は湯豆腐バージョンで淡雪鍋♪山芋ではなく大根おろしを使うんで豆腐との相性も抜群、見た目も味も粋な一品です♪ 材料 木綿豆腐 一丁 長ネギ 一本 大根 一本 卵 2個(卵白のみ) 出汁 600cc 薄口醤油 大 […]

鶏肉とセリの鍋〜江戸の小鍋立て〜

ぼちぼちセリの出回る季節になりましたね〜。ここ数年セリを使った料理を作る頻度が急に増えました。独特の香りが酒に合うもんで、我が家の肴にはちょいちょい登場します。 セリの生産量日本一の宮城の郷土料理にセリ鍋というのがあるんですが、ちょっとアレンジしてゴボウ、舞茸を加えて野趣溢れる鍋にしてみました。 本当は鴨で作った方が断然香りが引き立ちますが、なかなかその辺では売って無いんで、鶏もも肉でσ(^_^; […]

鶏団子のみぞれ鍋〜江戸の小鍋立て〜

季節外れの台風が来るし、気温も真冬並みで2週間雨続き……ただでさえ雨の日は無能なわたくし……せっかくの休日ですが、独り鍋で昼酒ですσ(^_^;) 台風を見ながら昼酒ってのも風流じゃないんで、鍋くらいは雪見にしてみましょうかね〜。って事で、鶏団子のみぞれ鍋、おろし蓮根練り込むのがポイントです。 さて、お昼も直径20cmの小宇宙、小鍋立て昼酒を愉しみましょう♪ 材料(2人前) 鶏団子 鶏挽肉 300g […]

白味噌仕立ての湯豆腐〜江戸の小鍋立て〜

寒い夜は湯豆腐に限りますね〜。子供の頃は晩飯が湯豆腐とか聞くとがっかりでしたが、40歳越えたあたりから妙に恋しくなるんですよね〜σ(^_^;) 鬼平犯科帳に湯豆腐好きの仕掛人が出てくる話がありましたが、そう毎日湯豆腐って訳にもいかないんで、ちょいちょいアレンジしてます。 今夜は白味噌仕立てにしてみましょうかね、焼いた長ネギがアクセントの一品。さあ今宵も直径20cmの小宇宙、小鍋立て晩酌開始です♪ […]

鮭と大根の鍋〜江戸の小鍋立て〜

江戸の小鍋立てシリーズとか謳ってますが、現代風にアレンジした物も載せていきますね〜。 看板に偽りありとか言われそうですが、あくまでおっさんの晩酌絵日記なんで平にご容赦を〜σ(^_^;) 鮭を使った鍋っていうと、まず出て来るのが石狩鍋、ただ酒の肴には微妙なトコですよね〜。そこであくまで酒のアテになる鮭の鍋を作ってみました♪ さあ今宵も直径20cmの小宇宙の小鍋立て晩酌を愉しみましょう♪ 材料 甘塩鮭 […]

アサリと大根の小鍋立て〜江戸の小鍋立て〜

江戸の小鍋立て、今夜の晩酌は『仕掛人 藤枝梅安』より、アサリと大根の小鍋立てにしてみました♪ 梅安は、鍋へ薄味の出汁を張って焜炉にかけこれを膳の傍へ運んだ。 大皿へ、大根を千六本に刻んだものが山盛りになってい、浅利の剥き身もたっぷりと用意してある。 出汁が煮え立った鍋の中へ、梅安は手づかみで大根を入れ、浅利を入れた。 千切りの大根は、すぐに煮える。 煮えるそばからこれを小鉢に取り、粉山椒を振りかけ […]