空豆の収穫シーズンになりました〜♪苦手な方もいる様ですが、初夏の肴には欠かせない一品ですよね。最近は栽培技術の進歩で長い事楽しめますが、元々はとても旬の短い野菜なんだそうです。秋に種蒔きして半年以上育てて収穫期間は2週間位ですかね〜、確かに短い旬ですσ(^_^;) 蚕の繭に似た形なので蚕豆、空に向かって実をつけるから空豆、と書きますが鞘が地面を向いたトコが収穫時期という皮肉な一面も……(笑) 新鮮 […]
春になると出てくる蕗の薹(フキノトウ)はよく天ぷらにして食べますが、葉の方を料理する機会はあまりありませんよね〜σ(^_^;) なんでも平安時代から栽培している日本原産の由緒正しい野菜なんだそうです。 そういえば、みをつくし料理帖で蕗を使った料理があったのを思い出して、畑の隅に自生している野蕗を収穫してみました♪本のレシピを真似して料理してみましょうかね〜。 まず蕗を軽く水洗いしてから鍋に入る大き […]
青森へ帰省中の友人から特大で鮮度抜群の海鞘を送って頂いたんで、今宵は海鞘パーティです♪ 海鞘……よくホヤ貝とか言われますが貝類ではなく、ナマコなどとも違う尾脊動物と呼ばれる謎の生物です。幼生ではオタマジャクシの様な形態で尻尾振って泳ぐんだとか……全く想像つきませんね〜σ(^_^;) 日本では三陸の真ボヤ、北海道の赤ホヤが食べられてますが、やっぱり東北の真ボヤが王道ですね。赤ホヤは加工品になる事が多 […]
スパムのサイコロ炒めと題しながら、写真はチューリップ……ご容赦下さいませσ(^_^;) 正式にはポークランチョンミートと呼ばれる商品ですが、アメリカのメーカーが作るスパムやホーメル、デンマークのメーカーが作るチューリップや赤いときめきミッドランド、と種類も色々なんだとか。 一大消費地の沖縄ではチューリップが一番売れているそうですが、関東の人間にチューリップ炒めと言っても???となるのがオチですσ( […]
桜鯛の季節ですね〜♪ 真鯛が本当に美味いのは産卵準備に入る前の冬の終わり1月〜2月だと思いますが、春の桜鯛もまた捨てがたいですよね〜。まさに桜に形容するにふさわしい春の真鯛の華やかな姿は、旨味を補って余りあります♪ 今宵はそんな桜鯛に桜の香りを纏わせて、小粋な一品を作ってみましょう。……と言っても、桜の香り?ってなりません?花見してても桜の香りなんかしませんよね〜σ(^_^;) 思いつくのは桜餅の […]
ぼちぼちアイナメの美味い季節になってきました♪ 漢字で書くと鮎並、鮎魚女、愛魚女と色々当て字があるみたいですが、個人的には鮎魚女が艶のある感じで好きですσ(^_^;)鮎の字が使われるのは、姿形が鮎に似てるからとも、鮎と一緒で縄張りを持つからだとも言われてます。 秋から冬にかけて産卵するので旬は初夏〜夏、この時期から脂が乗って旨くなります。カサゴの仲間なんで、きめ細かい淡白で上品な白身で、特に皮目に […]
いよいよ竹の子の旬がやってきましたね〜。 ひとくちに竹の子と言っても種類があって、日本で一般的な物は孟宗竹、淡竹(ハチク)、真竹などです。 よく筍掘りに行くのは孟宗竹、こちらは地下茎が深い所にあるので地表に出る頃には固くエグ味も出てしまうんで掘るんだそうです。淡竹や真竹の地下茎は浅いところにあるので、地表に出てる部分を刈り取る感じなんだとか。 旬は、孟宗竹が3〜4月、淡竹が4〜5月、真竹が5〜6月 […]
中村又五郎、剣客商売の秋山小兵衛のモデルになった事でも有名な名脇役ですが、鬼平犯科帳にも度々出演してます。 鬼平犯科帳第4シリーズ『討入り市兵衛』で中村又五郎演じる大盗『蓮沼の市兵衛』が居酒屋で鬼平に振る舞ったのが『鯵の水なます』です。 このシーンがとても印象的で、この『鯵の水なます』は芋酒屋加賀屋の『芋なます』と並んで憧れの鬼平飯でした。なかなか居酒屋なんかで見かける料理でもないんで、色々調べ […]
出会いもの……同じ季節に出回る旬の食材で、料理の相性が良い組み合わせのことなんだそうです。海の幸、山の幸、里の幸から、たまたま同じ時期においしくなる食材を出会わせて、それぞれの美味しさを引き出す料理です。代表的なものに筍と若布、鰤と大根、鯛と蕪、棒鱈と海老芋などがあります。 単に旬と言っても、日本には『走り』『旬』『名残り』なんてのがあるんで、粋な出会いもんに頭を悩ませるのも料理人の愉しみです♪ […]
俗に梅雨鰯と呼ばれる様に、イワシは梅雨の頃から脂が乗り始めて、旬は初夏〜秋とされています。ただ回遊魚なんで産地によってバラツキもあり、北陸では少し早く、晩冬〜春には脂の乗った真鰯が食べられれるそうです。 もちろん刺身でも焼いても旨いんですが、今宵は時間かけてじっくり煮込んでみましょうかね〜。そんな訳でイワシの梅煮です。 材料 イワシ 5匹 梅干し 大3個 昆布出汁 1L 醤油 100cc 酒 10 […]