ねぎま鍋 〜江戸の小鍋立て〜
ねぎまと聞くと思い浮かぶのは現代では焼き鳥か昔マガジンで連載してた漫画ですが、江戸の頃では『ねぎま鍋』になりますσ(^_^;)葱マグロの略でネギマ、江戸時代鮪は下魚とされ、特に脂の乗ったトロの部分は捨てられてたそうです。
そんなマグロを、甘辛く味付けした汁に贅沢に入れて出汁をとり、旨味をネギに吸わせて食べる鍋、根深な江戸の葱を美味しく食べる知恵でもあるみたいですね〜♪
江戸時代ではタダ同然のトロで作ってたから庶民の食べ物でしたが、現代ではすっかり高嶺の花子さんσ(^_^;)僕等庶民では美味いねぎま鍋には、なかなかありつけませんよね〜。
そこで江戸時代に負けず庶民価格の血合いを使ってねぎま鍋を作ってみましょう♪
材料
マグロ血合い 300g
長ネギ 3本
出汁 500cc
生姜 一欠片
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
味醂 大さじ2
砂糖 小さじ1/2
塩 小さじ1/3
卵 一個
血合いの目利きなんか出来ないんで、なるべく良いマグロ売ってるお店で買いましょう。
血合いは軽く水洗いしたら水に浸けちゃいます。途中で一度水を替えながら40分位血抜きをしましょう。あまり放置しとくと旨味も抜けちゃうんで気をつけてくださいね〜。
水から上げたらキッチンペーパーでよく水気を拭いておいて下さい。
ネギはなるべく太くて身の張った物を用意しましょう、 なんせ主役はこの葱ですからσ(^_^;)5センチ位に切っておきましょうね〜。
なるべく濃い目に引いた出汁に調味料を全て入れて火にかけます。沸騰したトコで血合いを全て投入して弱火でコトコト煮込みましょう。
少し煮込むとこんな感じです。ちゃんと血抜きしたんであまりアクも出ませんね〜。千切りした生姜を加え蓋をして20分位コトコト煮て下さいね〜。
マグロの旨味が充分出てきたはずです、ここでネギを投入します。縦に入れた方が見栄え良いかもしれませんね。このまま弱火で更に10分煮込みます。
様子見ながら煮る時間は調整して下さい、途中で一度汁を掬って掛け回すと味沁みるの早いですよ〜。仕上げに青ネギを乗せて少し蒸らせば完成で〜す♪
噛んだ時に中身が飛び出すネギ鉄砲に気をつけて食べましょう(笑)鮪の旨味たっぷりの出汁を吸って最高旨いですよ〜♪鮪の身も意外としっとり、美味しいです。
お好みで七味かけてアクセントつけるも良し、すき焼き風に生卵溶いたトコにくぐらせても良し、好きに食べちゃいましょう♪
良いマグロに当たったのか、エラく旨いです。ひょっとして、普通にマグロの身で作るより旨いかもσ(^_^;)
それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/