蕪豆腐 〜江戸の小鍋立て〜

蕪豆腐 〜江戸の小鍋立て〜

蕪の美味しい季節になりました、蕪の旬は春と秋の二回あって、春は柔らかく、秋は甘みがあるのが特徴だそうです。

トロトロ食感の煮物、独特の歯触りの漬物、甘味を活かしたスープ、蕪蒸し等料理のレパートリーも豊富で今の季節には欠かせませんね〜。

今夜はそんな秋の蕪を満喫できる小鍋立てにしてみました♪淡雪鍋ではなく、蕪の甘みを活かした味噌仕立てなんていかがですか。

それでは今宵も、直径20cmの小宇宙、小鍋立て晩酌を愉しみましょう♪

材料

絹ごし豆腐 一丁
カブ 大3個(中4個)
出汁 400cc
西京白味噌 大さじ3
味噌 大さじ1
酒 大さじ1
薄口醤油 小さじ2
塩 ひとつまみ

まず濃い目に出汁を取ります。水600ccに出汁パック2個、昆布一枚(10cm位)、煮干し2、3本を一晩浸けとけば大丈夫です。火を入れて出汁とる時は沸騰する手前で昆布取り出して下さい。

ほんだしとかでも大丈夫ですが、ちゃんと出汁引いた方が段違いに美味いです。

蕪の皮を剥いてから、身をすりおろします。茎と葉は後で使うんでとっといて下さいね。

茎と葉はお湯にくぐらせて刻んでおきます。塩をひとつまみ(分量外)振って水分を出します。

出汁の中へすりおろした蕪を入れて火を付けます。沸騰したらアクを丁寧にすくいましょう。

そのまま10分位弱火で火を通してます。

煮込んだところで、西京白味噌、味噌、薄口醤油、酒、塩で味付けをします。

絹ごし豆腐を1/4に切って土鍋に入れましょう、その上から先程の汁を回しかけます。そのまま弱火でコトコト豆腐に火を通します。

更に10分位火を通すとこんな感じです。

刻んでおいた茎と葉を絞ってから散らして、彩りを整えましょう。小皿に取り分けて完成です。

豆腐を崩しながら、汁と一緒に口に運ぶと何とも乙な味ですね〜。炬燵に入りながら日本酒片手に食べれば、幸せな夜になる事間違いなし。締めの一品にも良いですね〜。

それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/