鯵の水なます
中村又五郎、剣客商売の秋山小兵衛のモデルになった事でも有名な名脇役ですが、鬼平犯科帳にも度々出演してます。
鬼平犯科帳第4シリーズ『討入り市兵衛』で中村又五郎演じる大盗『蓮沼の市兵衛』が居酒屋で鬼平に振る舞ったのが『鯵の水なます』です。
このシーンがとても印象的で、この『鯵の水なます』は芋酒屋加賀屋の『芋なます』と並んで憧れの鬼平飯でした。なかなか居酒屋なんかで見かける料理でもないんで、色々調べながら再現してみますかね〜σ(^_^;)
材料
鯵 2匹
出汁 400cc
味噌 150g(二種合わせて)
薬味 ミョウガ、おろし生姜 刻み紫蘇など
まずは濃い目に出汁を引きます。昆布、鰹節、煮干しを一晩水に浸しておいた物を極弱火で火にかけて沸騰手前で火を止めます。
出汁がらを濾してから味噌を溶き入れます。今回は信州味噌と仙台味噌を半々にしてみました〜。味噌は一種類でも大丈夫ですが合わせ味噌にした方が味に深みが出る感じです。塩っ気の強い信州味噌をベースに、仙台味噌のコクをプラス的な感じですかねσ(^_^;)
このまま保存容器に移して冷蔵庫でキンキンに冷やしておきましょうね〜、温度も味のうちですσ(^_^;)
鯵は三枚におろして、腹骨を落として中骨を抜いてから皮を引きます。酒水で洗ってからキッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。
削ぎ切りにした鯵を皿に盛り付けます。刻んだ紫蘇とおろし生姜を添えて、冷やした味噌ダレには刻んだ茗荷を散らしておきましょうね〜。
鯵の身に薬味を添えて、味噌ダレにくぐらせてから食べましょう。よく冷えた味噌ダレと薬味の風味も相まって、とても涼し気な肴ですね〜♪
ほんのり冷やした辛口の日本酒飲みながら涼をとる晩酌、なかなか乙なもんです。鬼平犯科帳のDVD観ながら悦に入ってますσ(^_^;)
それでは皆様、良い晩酌を〜\(^o^)/