牡蠣のみぞれ鍋〜江戸の小鍋立て〜
- 2017.10.26
- レシピ
- 小鍋立て, 江戸の小鍋立て, 牡蠣のみぞれ鍋, 直径20cmの小宇宙
牡蠣の季節がやってまいりました♪生牡蠣、焼き牡蠣、蒸し牡蠣、どれも大好きですが今日買って来たのは殻付きではなく、加熱用の剥き牡蠣。
スーパーとかでも加熱用と生食用と分けて売ってますが、若い頃は加熱用は鮮度悪いのかな〜なんて随分な勘違いをしてたもんです。
生食用は①一定の水質を満たした海域から出荷される牡蠣と②牡蠣の腸内の雑菌や汚れを取り除く為に滅菌された水槽で2、3日断食させた牡蠣と二種類あるそうです。
その辺のスーパーで売ってるならきっと②ですね。つまり断食させられて身が細った牡蠣の可能性大、火を通すなら身の太った加熱用の方が断然旨いって事なんですね〜。
今夜は牡蠣の鍋なんで、もちろん美味しい加熱用を用意しました。決して給料前で殻付き買えなかった負け惜しみでは無いですよ〜σ(^_^;)
そんな訳で今夜も直径20cmの小宇宙、小鍋立て晩酌スタートです♪
材料
木綿豆腐 一丁
牡蠣 300g(加熱用)
大根 一本
九条ネギ 2本(水菜でも)
しめじ 1/2個
出汁 600cc
薄口醤油 大さじ3
酒 大さじ2
塩 小さじ1/3
片栗粉 大さじ1(牡蠣下処理用)
七味 適量
加熱用の牡蠣はしっかり下処理が必要です。まず軽く水ですすぎます。ずいぶん汚れが出てきますね。
片栗粉に汚れを吸着させて洗い流すと、簡単に綺麗になりますよ〜。片栗粉大さじ1と塩ひとつまみを牡蠣にふりかけてよく混ぜます。
よく混ぜたら水で洗っていきます。一回目、ごっそり汚れ取れるでしょ〜σ(^_^;)水を替えながら何度か優しく洗うと、2枚目の写真の様に綺麗になっちゃいます。
綺麗になった牡蠣はザルにあけて、水気をよく切っといて下さいね〜。
次は大根おろしです、ちょっとしんどいけど一本全部おろします。おろした大根は水で濯いで臭みを抜きます、2、3度洗ってからザルにあけて水気切って下さい。これやらないと、大根臭くて野暮ったい鍋になるんで大事ですよ〜。
ネギの青いトコは斜めに細切り、根元は5cm位に切ります。豆腐はちぎった方が味が沁みるんで適当に、シメジはバラしておきましょう。
鍋に出汁、薄口醤油、酒、味醂、塩を入れて火をつけます。
沸騰したら絞った大根おろしとシメジを入れて5分位煮込みます。
5分経ったらネギの根元、豆腐を入れて牡蠣を半量入れてから弱火で更に煮込みます。
牡蠣がふっくらと膨らんだら火が通った証、ネギの青いトコを全体にのせて、火を止めて蓋をして2、3分蒸らします。牡蠣は火を通し過ぎると、どんどん小さく固く残念な感じになるんで、火の通し過ぎにはご用心下さいσ(^_^;)
完成するとこんな感じ、牡蠣もふっくらしてて美味そうでしょ♪小皿に取り分けて、お好みで七味かけて食べましょう。
牡蠣の塩気とみぞれ汁が絶妙に合いますね〜、今宵は冷酒をちびりちびり飲りながらのんびり晩酌です。
それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/