牡蠣と豚バラのレモン鍋 〜小鍋立て晩酌〜

牡蠣と豚バラのレモン鍋 〜小鍋立て晩酌〜

レモン、輸入物が多く通年出回っていますが、国産のレモンの旬は冬になるんだそうです。グリーンレモンは10~12月、黄色く色づいた物は12月下旬から3月頃に出回ります。なんと生産量の約5割は広島、そんな訳で広島にはレモンを使ったメニューが多いんですが、そんな中でも名産の牡蠣と合わせたレモン鍋は特におすすめです♪‏

鍋にレモンって意外な取り合わせですが、レモンの酸味が爽やかで牡蠣と豚肉合わせるとなんとも乙な味になります。ありきたりの鍋に飽きのくる時期です、たまには変化球で直径20cmの小宇宙、小鍋立て晩酌は如何でしょうか。

材料

牡蠣 250g
豚バラ 150g
レモン 1個半
白菜 1/8個
長ネギ 1本
えのき 1/2袋
しいたけ 3個
大根 1/4本
昆布出汁 350cc
薄口醤油 30cc
味醂 20cc
酒 20cc

大根以外の野菜を食べ易い大きさに切り、レモンは1個輪切りにしておきましょう。豚バラは食易く半分に切っておきます。

鍋に出汁を張り薄口醤油、味醂、酒で味付けします。そこへ野菜を入れ豚バラを1枚づつほぐして並べます。

レモン1/2個分の果汁を絞って鍋に加えたら、弱火でゆっくりと火を通しましょう。

牡蠣は水洗いしてから片栗粉を使って汚れを落とします、大根は皮を剥いておろしておきましょう。
牡蠣の下処理はこちらを参照して下さいね 牡蠣のみぞれ鍋(牡蠣の下処理)

 

鍋が沸騰して5割がた火が通った所で牡蠣を加えます、このまま弱火で煮込んでいきますよ~。

少し煮込んで牡蠣がぷっくりしたらオッケーです、大根おろしを軽く絞って上にのせて下さい。

更にレモンの輪切りをたっぷり乗せ、蓋をして5分蒸らせば完成です。レモンの爽やかな香りが鼻孔をくすぐって食欲全開です♪

小皿に取り分けて頂きましょう。レモンの輪切りは皮の白い部分から苦みが出るので、冷める前に取り除いた方が良いです。苦み好きな方はそのままでも良いんですが、〆の時にちょっと苦みが邪魔するかなと・・・

締めはうどんふしを入れるのもオススメなんですが、今宵はたっぷりの揉み海苔と三つ葉を散らした雑炊にしてみました。牡蠣の旨味とレモンの酸味、海苔の香りが渾然一体となった滋味溢れる締めです♪

ビタミン、ミネラルや必須アミノ酸を豊富に含む栄養価の高い肴ですから身体にも良く、多少の飲み過ぎなんかへっちゃらですね(笑)

それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/