鯵の冷汁

鯵の冷汁

鯵の冷汁、キンキンに冷えた味噌出汁を、魚を乗せた冷や飯にぶっかける宮崎の郷土料理です。
日本各地に冷や汁と呼ばれる郷土料理があるそうで、埼玉では冷汁うどん、山形では乾物と野菜を合わせたお浸しなんだとか。

魚を使った物では静岡の御前崎の漁師飯ガワ汁なんかもあり、地方ごとに色々なバリエーションがありそうですねσ(^_^;)

今回は良いサイズの鯵があったので宮崎風を作ってみましょう♪

材料(二杯分)

鯵 2匹
出汁 400cc
味噌 150g(二種合わせて)
冷飯 茶碗で2杯
きゅうり 1本
豆腐 1丁
茗荷 1本
生姜 一片刻
紫蘇 2枚

まずは濃い目に出汁を引きます。昆布、鰹節、煮干しを一晩水に浸しておいた物を極弱火で火にかけて沸騰手前で火を止めます。

 

擂鉢で炒りゴマを擂ってから味噌を加えてよく練りましょう。今回は信州味噌と仙台味噌を半々にしてみました〜。味噌は一種類でも大丈夫ですが合わせ味噌にした方が味に深みが出る感じです。塩っ気の強い信州味噌をベースに、仙台味噌のコクをプラス的な感じですかねσ(^_^;)

 

続いて味噌をアルミホイルに乗せてオーブントースター等でこんがり炙ります。ガスバーナー使っても良いですね〜。

出汁がらを濾した所へ味噌を溶き入れます。このまま保存容器に移して冷蔵庫でキンキンに冷やしておきましょうね〜、温度も味のうちですσ(^_^;)

鯵は三枚におろして腹骨を落としてから、中骨を抜いておきましょう。皮を剥いだら準備完了です。

胡瓜は薄切り、大葉、茗荷、青ネギは刻んで、生姜はおろし金でおろしておきます。

豆腐は手でちぎっておいて下さい、冷や飯は水洗いして滑りを取っておいて下さいね〜。

丼に飯を入れて、まず豆腐と胡瓜を散らします。その上に削ぎ切りにした鯵をたっぷりと乗せます。

薬味は豪快に乗せちゃいましょう、冷蔵庫から出した汁に氷を浮かべれば準備完了です♪

たっぷりと汁を回しかけたら丼を持ってかっ込みましょう、暑さも吹っ飛ぶ事請け合いですo(^▽^)o

酒は冷蔵庫でキリッと冷やした辛口、若しくは芋焼酎のロックを湯飲み茶わんで豪快に飲るのが似合いそうですね〜♪暑い夏を乗り切るには、うってつけの一杯です。それでは皆様、良い晩酌を〜\(^o^)/