梅水奴と行者奴

梅水奴と行者奴

冷奴のバリエーションって酒飲みの永遠のテーマな気がします。
色々試して見るものの、塩で食べるのはちょっと物足りないし、中華風とかイタリアンは冷たい豆腐と油の相性良くないし、塩辛、刻み昆布、塩雲丹乗せ……あんまり凝ると豆腐の良さが消えちゃうし……結局は生姜と薬味と醤油でシンプルなのが一番って事になるんですよね〜σ(^_^;)

そんな中でも数年前に、煎り酒で食べた冷奴はなかなかでしたが、この前テレビで見た梅水は更に手軽で涼し気だったんで、ちょっとアレンジしてみました♪

レシピは至って簡単、梅干し大3個、塩小さじ1/2、昆布を500mlの水に浸けて一晩置いておくだけσ(^_^;)梅干しは割っておいた方がエキス出易いですかね〜。

一晩置くとこんな感じ……色はうっすらですが結構味出てます♪

切った絹ごし豆腐を深鉢に入れて梅出汁を注げば完成です♪ポイントは出汁も豆腐もキンキンに冷やしておく事と、旨い水と旨い豆腐を使う事位ですかね。

豆腐食べながら一緒に出汁を啜ってみましょう、梅の酸味でなんとも言えない涼味です。
より人参と紫蘇をあしらって盛り付けも涼し気にしてみました♪
焼酎に紫蘇と鷹の爪入れた金魚って飲み方がありますが、あやかって梅水奴の金魚鉢とでも呼びますかね〜σ(^_^;)

せっかくなんでもう一品冷奴アレンジで行者ニンニク奴を♪

行者ニンニクを綺麗に洗ってから、細かく刻みましょう。なんとなく茎と葉の部分を分けてタッパーに敷き詰めます。

ヒタヒタになるよりちょっと少な目に醤油を注いで、空気に触れない様にラップで落し蓋をして冷蔵庫で保存、翌日から半年位が食べ頃です。

この行者ニンニクの醤油漬けの葉と茎の部分を少しづつ薬味代わりに豆腐に乗せて、エキスがたっぷりの醤油をかけ回せば完成です♪こちらはうって変わってガツンとくるパンチのある冷奴です。

梅水奴は絹ごし、こちらは木綿豆腐の水気を少し切った物か、沖縄の島豆腐がオススメです。

永遠のテーマだから来年も再来年も美味い冷奴食べるために悩み続けると思いますが、今年はこれで決まりにしときましょうかね〜σ(^_^;)

それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/