ラタトゥイユ

ラタトゥイユ

ラタトゥイユ……南フランス、ニースの郷土料理です。語源は『ごった煮』的な意味のスラングrataと『かき混ぜる』的な意味のtouillerだそうで……まぁフランス版のごった煮ですねσ(^_^;)

イタリアにも似た料理カポナータがありますが、こちらはしっかりと味付けされた料理、ラタトゥイユは素材の旨味を愉しむ料理になる様です。

ズッキーニ以外の野菜が家庭菜園で調達出来るし、アレンジも比較的簡単なんで、夏場は重宝するメニューなんですよね〜σ(^_^;)そんな訳で、今日はアレンジも含めて作っていきましょう♪

材料

ナス 4本
ズッキーニ 1本
パプリカ 赤、黄色各1/2
トマト 大2個
玉ねぎ 1個
ニンニク 2片
塩 小さじ1.5
トマトピューレ 200g位
オリーブオイル 大さじ2
ローリエ 1枚

材料は概ね同じ位の大きさに切り揃えていきましょう。ナスは縦半分に切ってから2cm巾位に切って、アク抜きのために水に浸けておきます。

ズッキーニも縦半分に切ってから2cm巾に、玉ねぎ、トマト、パプリカは半分に切ってからくし切りにしておきます。

ニンニク2片を潰して、フライパンにオリーブオイルを入れ極弱火でゆっくりと温めて、オイルにニンニクの風味を移していきましょう。

火の通りにくい順に炒めていきます、まずは玉ねぎ、続いてズッキーニを、軽く塩(分量外)を振って弱火で炒めましょう。ポイントはゆっくり水分を出しながら、炒めるってよりは、しんなりさせる感じですかね。

シュエっていう調理法だそうで、こうやって野菜の旨味や甘味を凝縮させるんだそうです♪

ナスとパプリカを加え、軽く塩を振って更にシュエして下さいね〜。

ここでトマト、トマトピューレを加えます。

塩を加え、ローリエを入れてから蓋をして、極弱火で1時間コトコト煮込んでいきますよ〜。

仕上がりはこんな感じ、野菜の水分だけで作るんで、肉は無くとも旨味が凝縮されてて滋味深いスープです。ベーコン入れてコクを出しても勿論美味いんですが、今日のところは野菜の旨味を堪能しましょう。

この後のお楽しみもありますし……σ(^_^;)

ラタトゥイユが冷めたところで、2カップをミキサーに取り、トマトジュース100cc、白ワインビネガー小さじ2〜2.5、パセリを加えてミキサーにかけます。ザルで濾してから冷蔵庫で冷やして、器に盛ってからオリーブオイルを少々回しかければ、ガスパチョ風の冷製スープも作れちゃいます。

疲れた胃腸に染み渡る優しい味のスープです。生クリームを加えてちょっとアレンジしてカッペリーニにしても良いですね〜。

今宵の締めは、ベジポタ風冷やしラーメンにしてみました。簡単に作れて、アレンジも自由なトコはさすが『ごった煮』ですσ(^_^;)

それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/