酒盗湯豆腐〜江戸の小鍋立て〜
すっかり肌寒くなってきました、鍋の恋しくなる季節ですね〜。大勢で囲む鍋も美味いですが、たまには独り小粋に小鍋立てなんていかがでしょう?直径20cmの小宇宙、今夜は『鰹の酒盗湯豆腐』です♪
我が家はこの酒盗がお気に入り、毎年西伊豆へ旅行行った時にまとめ買いしてますσ(^_^;)ここの塩辛一升瓶サイズまで売ってるんですよね〜。一升4,500円位なんでお買い得ですよ〜(笑)
こういう瓶詰め品は半分くらい冷蔵庫で賞味期限切れを迎えるのがオチですが、鰹の酒盗漬けと、この酒盗湯豆腐覚えてからはそんな心配まるで無くなる一品です。では、早速鍋に取り掛かりましょう。
材料
鰹の酒盗 50g
絹ごし豆腐 1丁
アサリ剥き身 100g
青ネギ 3〜4本
出汁 400cc
薄口醤油 小さじ3
酒 小さじ2
塩 小さじ1/3
七味 適量
作り方
まず出汁を濃いめに引きます。
本格的に出汁取れれば言う事無しですが、簡単にだと水500ccに昆布一枚、出汁パック2個、煮干し大2〜3本を一晩浸けとけば大丈夫です。
小鍋に適当に切った絹ごし豆腐を入れ出汁を張ります。薄口醤油小さじ3、酒小さじ2、塩小さじ1/3を加えます。
さらに豆腐の上に酒盗を50g位のせます。弱火であまり煮立立たせない様に火を通して下さい。
斜め切りにしておいた青ネギとアサリの剥き身を加えてもうひと煮立ち。
ここで少しアクを取り除いて弱火で5分位煮たら完成です。
小皿に取り分けて、たっぷり七味を振って食べましょう♪今日は江戸の風情出してみようかと薬研堀の七味を用意してみました。ホントは浅草行って自分好みに調合したいトコですが、今夜のところは近所のスーパーで我慢ですσ(^_^;)
酒盗が良い出汁になって奥深い味の湯豆腐になります。アサリ抜きでシンプルな奴も美味いですよ〜♪お酒はやっぱり熱いのを手酌でキュッといきたいですね。
今宵のお酒は長野県伊那市の『斬九郎』を……BSで再放送中の大好きな時代劇『御家人斬九郎』観ながら至福のひと時です。
熱燗と小鍋立て、また粋な大人に近づけましたかねぇσ(^_^;)