ほろ酔いシジミとニンニク醤油炒め

ほろ酔いシジミとニンニク醤油炒め

土用の丑の日と言えば世間一般的に鰻の日ですが、我が家の土用はシジミの日です♪決して鰻が高くて買えない負け惜しみではありませんよ〜σ(^_^;)

蜆には年に2回旬があって、冬場の旬を寒シジミ、夏場の旬を土用シジミと呼ぶんだとか。

今日は島根のシジミがあったので迷わずゲット、島根と言えば宍道湖で知られるシジミの名産地、アサリ並みのサイズで迫力ありますよ〜♪

今日は台湾風のシジミの紹興酒漬けを平野レミさんレシピで、あともう一品ニンニク醤油炒めを作ってみます。

材料

ほろ酔いシジミ
シジミ 250g
紹興酒 100cc
濃口醤油 100cc
ニンニク 一片
生姜 一片
鷹の爪 一本

シジミのニンニク醤油炒め
シジミ 250g
ニンニク 一片
ごま油 大さじ1
鷹の爪 一本
日本酒 大さじ2
濃口醤油 小さじ2
小葱 少々

まずは砂抜き、0.3〜1.0%の濃度の塩水で砂抜きします、浸透圧の関係で真水だと旨味成分が失われてしまうんだとか……また吐いた砂をまた吸い込まない様にザルに入れて少し底を浮かせておく方が良いみたいですね〜。時間は4時間前後、あまり長いと良くないみたいです。

砂抜きを終えたら殻を擦り合わせて良く洗います。居酒屋のマスターに冗談で「殻が白くなるまで洗え〜」なんて言われてましたが、泥地に生息する貝ですからしっかり洗わないと味も濁ります。

水気を切ってから乾かない様に濡れ布巾をかけて冷暗所で4時間前後放置します。こうするとシジミの旨味成分コハク酸が増して味良く仕上がるんだとか、ここ大事なポイントです。

ほろ酔いシジミの漬け汁を作ります。シジミ250gに対して、ニンニクと生姜一欠片、紹興酒と濃口醤油を100ccづつ、鷹の爪一本をボウルに合わせておきましょう。

鍋にたっぷりの水を張って60度まで温度を上げます。ここにザルに入れたシジミを浸しましょう。

少しするとシジミの口が開いてくるので、2、3mm口が開いたところでお湯から上げます。

そのまま水気を切って、先程のタレに漬け込んで冷蔵庫で一晩置いておけば完成です♪このまま2、3日は食べられますよ〜。

続いてはニンニク醤油炒めを作りますよ〜、まずはフライパンにゴマ油大さじ1、刻みニンニク1片、鷹の爪一本を入れて弱火で火にかけます(シジミ250gに対しての分量です)ゆっくり炒めて、充分香りを出しましょうね〜。

ニンニクにうっすら色が付いて、充分香りを引き出したらシジミを投入して軽く炒めます。

日本酒を入れて蓋をして酒蒸しにしますよ〜。

全体的に貝が開いたら蓋を開けて少し水分を飛ばしてから醤油を回しかけてタレと絡める様に軽く炒めます。ニンニクと醤油炒めた香りって何でこうも食欲を刺激するんですかね〜σ(^_^;)

皿に盛り付けて小葱を散らして完成です、ビールのお供にピッタリで土用シジミの醍醐味がバッチリ味わえます♪

ほろ酔いシジミは程よく紹興酒がまわってて大人の味、ホッピーやビールはもちろんですが、ウイスキーなんかのハードリカーにも合いそうですね。

もちろん飲んだ後の締めはシジミ汁♪たまにはシジミ尽くしの晩酌なんてのも良いですね〜、肝臓にも良いからエンドレスで飲めたりしてσ(^_^;)

それでは皆様、良い晩酌を\(^o^)/