口水鶏 〜よだれ鶏〜

よだれ鶏、漢字では口水鶏と書きます。茹でた鶏をスライスして、香味ソースをかけて食べる四川の冷菜、その名の通り想像するだけでヨダレ出るほど美味い料理なんだとか。

今回は鶏肉の下処理にブライニングという技法を使って、パサつきがちな鶏胸肉をしっとりジューシーに仕上げて、よだれを2倍にしてやろうって作戦です（笑）

材料 （2人前）

鶏ムネ肉 1枚
もやし 1袋
生姜 スライス5枚
長ネギ 青い所一本
酒 大さじ 1
水 500cc
塩 15g

タレ
醤油  大さじ3
黒酢  大さじ1
紹興酒  大さじ1
砂糖  小さじ2
辣油 小さじ1
胡麻油  大さじ1
花椒粒 小さじ1
ニンニク 一片
生姜 一片
長ネギ 1/3本

まずは鶏肉をブライニング します。水500cc、塩15gを混ぜて海水程度の食塩水を作って、そこに鶏肉を1、2時間漬け込みましょう。

こうすることによって肉の細胞間に水分が取り込まれジューシーな仕上がりとなりますよ〜♪

鍋に水、生姜、長ネギの青い部分、酒を入れて極弱火で火を通します。

沸騰したら3分ほど煮込んで火を止めて余熱で火を通しながら、そのまま冷ましましょう。後で使うので茹で汁は少し取っておいて下さいね〜。

冷めたら鍋から取り出して水分を拭いて冷蔵庫で冷やしておいてください。

もやしは軽く湯通ししてザルに上げ、水分を切っておきましょう。

鶏肉は5mm厚位にスライス、包丁入れる時に肉のしっとり感が実感出来ますよ〜♪

皿の上にもやしを敷いて、スライスした肉を盛り付けます。

タレの材料を全てフライパンに入れて火を通して下さい。鶏肉の茹で汁を100ccほど加えましょう。

タレをかけ回してアサツキを飾れば完成です。花椒と辣油の麻辣な風味がヤミツキになること請け合いです。

本場では香菜を使うので、好きな方はアサツキの代わりに使って下さいね〜。個人的には酒の肴にはパクチーはちょっとキツイんで遠慮しておりますがσ(^_^;)

それでは皆様、良い晩酌を〜＼(^o^)／